F1分析|モンツァでの2ストップ戦略は、やはり失敗だった? そして9位に低迷も今季のアストンマーチンの強さの理由が見えた!

 

 先日行なわれたF1イタリアGP。多くのマシンが1ストップ作戦で決勝を走り切ったが、2ストップ勢で最上位だったリアム・ローソン(アルファタウリ)のレース中のペースを分析すると、やはりこの戦略は失敗だったように見える。また、アストンマーチンのフェルナンド・アロンソはこのレースで9位に沈んだが、それでも彼らの今季の強さの一端も垣間見える。 F1イタリアGPでは、優勝したレッドブルのマックス・フェルスタッペンから、10位入賞を果たしたアルファロメオのバルテリ・ボッタスまでの10台全てが1ストップで決勝レースを走り切った。一方、2ストップを選んだローソンは11位。自身初のF1での入賞を逃す結果になった。 このローソンのペースをボッタスのそれと比較すると、2ストップを選んだが故に入賞を逃した感が強い。 ローソンとボッタスは、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)やランド・ノリス(マクラーレン)、そしてアロンソといったドライバーたちにはペースの面で大きく差をつけられていたものの、入賞の最後の1席を争う関係性だった。 …読み続ける

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