マクラーレンF1、今季マシンはアップデートで一歩前進も「まだ空気抵抗が大きすぎる」とCEO評
マクラーレン・レーシングは、バクー市街地サーキットで行なわれたF1第4戦アゼルバイジャンGPで今季マシン『MCL60』に大幅改良を加えたフロアを投入したものの、CEOのザク・ブラウンのお眼鏡にかなうパフォーマンス域には達していないようだ。
マクラーレンはシーズン開幕前から、MCL60の”ローンチスペック”は空気抵抗が大きく、アゼルバイジャンGPで大型アップデートを投入すると明かしていた。
宣言通りマクラーレンは新たなマシンパッケージを持ち込み、空力効率の改善を目指した。ただ、MCL60のドラッグ過多の症状が一夜にして消えることはなかった。ランド・ノリスはアゼルバイジャンGP決勝で9位入賞を果たしたもののトップスピードには苦しみ、しばらくニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)の攻略に手間取った。
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