ホルヘ・マルティン、限界突破。フランスGPスプリント独走優勝で「自分をアンロックできた」レース勝利は2021年以来

 

 ル・マンのブガッティ・サーキットで5月13日(土)に行なわれたMotoGPフランスGPスプリント。レースを制したのはプラマックのホルヘ・マルティンだった。
 彼のレース勝利としては、実に2021年スティリアGP以来。長くレース勝利から遠ざかっていただけに、マルティンは今回の勝利によって「自分をアンロックできた」と考えている。
 マルティンはスプリントで2列目5番グリッドから出走。オープニングラップで一気に2番手へ踊り出ると、4周目にドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤからリードを奪取した。
 その後マルティンはペースを上げ、2番手に浮上したKTMのブラッド・ビンダーに対して1.8秒のリードを築き、独走優勝を果たした。
 他を寄せ付けない強さを見せたマルティンだったが、今季マシン『デスモセディチGP23』に充分に馴染めていないことから、スプリントでの勝利は想定しておらず、土曜日は日曜日の本戦に向けた「準備のための1日になる」と考えていたという。
「(レース勝利を)争うとは思っていなかった……もちろん、レースはするワケだけど、勝利を目指してはいなかった」とマルティンは言う。
「金曜日と土曜の朝の調子が余り良くなかったから、土曜日は日曜日のレースに向けて準備する日だと考えていたんだ」
「戦えるバイクになっているとは感じていなかったけど、この路面温度では感触が良かった」
「頭の中で、何かがアンロックされた気がする。ただのスプリントだけど、前の勝利からは随分と時間が経っていたからね」
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