スーパーフォーミュラ・ライツ、ハンコックの工場火災受け横浜ゴムがタイヤ供給支援へ。今季不足分を供給
今週末にオートポリスにて開幕を迎える2023年のスーパーフォーミュラ・ライツ(SFライツ)。シリーズ開催にあたり、横浜ゴムからのタイヤ供給支援を受けることが明らかとなった。
SFライツは今シーズンより、ハンコックがタイヤをワンメイク供給することが決まっていた。しかし3月に韓国にあるハンコックのタイヤ工場が大規模火災に見舞われたことで、レーシングタイヤの生産が停止。そのため、今季のSFライツは一時開催が危ぶまれるような危機的状況にあったという。
そんな中で、主催のSFライツアソシエーションは全6大会18戦のシリーズを開催すべく、供給支援が可能なタイヤメーカーを模索。その結果、昨年までタイヤを供給していた横浜ゴムから、今季不足分のタイヤが供給されることになった。
横浜ゴムは今シーズンのSFライツにおいて、開幕大会からレインタイヤを、第4大会からはレインタイヤに加えてドライタイヤを供給することになる。これにより、SFライツは当初のカレンダー通りのシリーズ開催が可能になった形だ。
またハンコックは、同じく日本国内のレースカテゴリーであるスーパー耐久にもタイヤをワンメイク供給予定であったが、上記の理由で同じく供給が困難な状況に。ただスーパー耐久は、2024年からのサプライヤーに内定していたブリヂストンに、今季第2戦の富士24時間レースからの前倒しでのタイヤ供給を打診し、予定通りのシリーズ開催を実現させている。
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