メルセデス、モナコGPで新パッケージ導入へ。計画変えず、できるだけ早くアップデート使用

 

 中止となったエミリア・ロマーニャGPで大規模なアップデートを導入する予定だったメルセデス。次戦モナコGPはアップデートを評価する上で最適とは言えないサーキットだが、できるだけ早くアップデートパッケージを使用するため、モナコGPでアップデートを行なうようだ。
 エミリア・ロマーニャGPは、ヨーロッパでの今季初レースということもあって多くのチームがマシンのアップデートを予定していたが、サーキット周辺が異常気象による豪雨と洪水の被害に見舞われたことで、レースは中止となってしまった。
 これにより、多くのチームはアップデート計画の修正を強いられることだろう。次戦モナコGPの舞台は狭く曲がりくねった市街地コース。低速コーナーが多く、目まぐるしく変わる路面など、アップデートに関するデータを収集することが非常に難しい特殊なコースとなっている。
 また、ドライバーの自信が大きく結果を左右するコースとも言えるため、従来のパッケージでレースに臨むという判断にも理はあるだろう。
 実際、フェラーリはイモラに向けて用意していた新リヤサスペンションの導入を、モナコGPの次であるスペインGPまで延期すると決断している。
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