F1が被災したエミリア・ロマーニャに約1億5000万円を寄付。フードバンク活動にも協力

 

 F1は、イタリアのエミリア・ロマーニャ州の洪水災害の救済基金に、100万ユーロ(約1億5000万円)を寄付すると発表した。5月19~21日にイモラでF1第6戦エミリア・ロマーニャGPが開催される予定だったが、災害のため、17日に中止が発表された。

 19日、F1は、エミリア・ロマーニャ州の地域安全および市民保護機関に100万ユーロの寄付を行い、その地域で被災したコミュニティを支援すると発表した。

 F1は、パドッククラブ、サーキット、チーム、F1ホスピタリティなどから食料と水を寄付するという取り組みも行っている。食料と水は、被災者のためのフードバンク活動を行う団体に提供される。

 エミリア・ロマーニャ州出身のF1 CEOステファノ・ドメニカリは、次のようにコメントした。

「私はエミリア・ロマーニャの素晴らしい土地で生まれ育った。その地域が、同地の歴史上で最も悲しい瞬間を経験している」

「この地域のコミュニティが直面している状況は厳しいものだが、イタリア全土の多くの人々と同様に、この地域の人々の強さと情熱によってこの危機を乗り越えることができると信じている」

「この困難な時期に彼らを支援するため、できる限りのことをしなければならない。そのため、現地の救援活動を支援するために寄付を行う」

「F1コミュニティ全体を代表し、被災者の方々に思いを寄せている。また、素晴らしい活動を行っている救急サービスの方々に感謝したい」

2021年F1エミリア・ロマーニャGP(イモラ)
2021年F1エミリア・ロマーニャGP(イモラ)

 18日にはフェラーリが、エミリア・ロマーニャ州の地域安全および市民保護機関に100万ユーロ(約1億5000万円)の寄付を行うと発表した。

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