レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1第7戦モナコGPでポール・トゥ・ウィン。ただ、雨がレース後半に襲来したことで、その道程は決して楽なレースとはならなかったとレース後に彼は振り返っている。
　レース序盤、フェルスタッペンはポールから快調に飛ばしながらも、降雨の可能性を考慮し、スタートタイヤミディアムをセーブして走った。2番手のフェルナンド・アロンソ（アストンマーチン）もハードタイヤでレース後半まで粘り続けた。
　そして78周目の53周目あたりから雨が徐々にコースを濡らしはじめるも、コースの大部分はドライという路面状況。フェルスタッペンはスリックタイヤからウェットへのタイムのターンオーバーを待ち、コースに留まり続けた。
　サーキット東側に降る前は勢いを増し、フェルスタッペンはトンネル手間のポルティエでコントロールを失い、アウト側のウォールにマシン左側をヒット。しかしマシンに大きなダメージはなく、ピットへたどり着き、インターミディエイトへ交換した。
　アロンソがウェットではなくスリックに交換するというギャンブル戦略を外したこともあり、フェルスタッペンは首位のままコースに戻ることができた。
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