アルボン「少しでもミディアムを持たせようとしたが、とにかくグレイニングがひどかった」:ウイリアムズ F1第7戦決勝
2023年F1第7戦モナコGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは14位、ローガン・サージェントは18位でレースを終えた。
■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=14位(77周/78周)
退屈ながらもタフなレースだった。雨のドライブは楽しかったし、いつもと違うことがいくつか起きたけど、僕の成績に大きな影響を及ぼすことはなく、予想したほどの波乱があったわけでもなかった。
大勢のドライバーがハードタイヤでスタートしたので、序盤はちょっとした渋滞が起きることになったが、今日はミディアムよりもハードの方がはるかに適したタイヤだった。ミディアムでスタートしたドライバーは、できるだけ早い機会にハードに履き替えたいと思っていたはずだ。僕は少しでも長くミディアムを持たせようと頑張ったけど、とにかくグレイニングがひどくてね。ペースが良かったのはごく短い間だけで、いったんタイヤがオーバーヒートし始めると、もうどうしようもなかった。
■ローガン・サージェント(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=18位(76周/78周)
タフな一戦だったのは確かだ。最初の10周くらいは問題なかったけど、それ以降はミディアムタイヤのデグラデーションがひどかった。そして、ハードに交換した後、ほんの2〜3周を走ったところでパンクに見舞われ、もう一度ピットに入って予選で使ったタイヤ(ソフト)に履き替えたが、その作業にもかなりの時間がかかるという踏んだり蹴ったりの状態だった。
雨が降り始めてからは、インターについて学ぶことがすべてだった。路面が濡れているところで何度かロックアップしてしまったので、今後は同じ失敗を繰り返さないようにしたい。全体として素晴らしい一日だったとは言えないけど、ここから学べることを学んで前に進みたい。
ポジティブなこともいくつかある。まず初めてウェットでのドライブを経験して、どういう感じなのか知ることができた。デグラデーションの大きさに苦しんだだけで、それほど悪くない走りができた場面もあったと思う。あのままハードタイヤでのスティントを続けられたら、どうなっていたかが興味深いところだね。その意味でも、パンクしてしまったのが残念だ。
火曜日にはシミュレーターでの作業をする予定で、いったんリセットしてからバルセロナへ向かう。あのコースは得意なんだ。とても好きなサーキットで、それなりに経験もある。すべてを良い方向へ進めていくことを目指すよ。
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