上からの圧もこれでへっちゃら? オコンのモナコ3位で「チームの肩の荷が下りた」とガスリー語る

 

 アルピーヌはF1第7戦モナコGPでエステバン・オコンが3位表彰台を獲得。これによってチームの肩の荷が下りたのではないかと、チームメイトのピエール・ガスリーは語った。
 アルピーヌF1は、上位との差を縮めランキング3位を目標に掲げて今シーズンをスタートさせたが、序盤は苦しい展開が続き、ローラン・ロッシCEOから厳しい叱責の言葉も聞かれる状況となっていた。
 ただ、モナコGPではオコンが好調な走りを見せて、3位となりチームに今季初表彰台を持ち帰った。ガスリーも7位とまずまずのリザルトを獲得しており、アルピーヌとしては大満足の結果だっただろう。
 今週末は連戦でスペインGPが行なわれるが、ガスリーはモナコでの表彰台によって、チームの肩の荷が下り、より前向きに進んで行けるようになることを期待していると語った。
 モナコGP後、チームにより楽観的なムードが感じられるかと尋ねられたガスリーは「笑顔が増えたと思うよ」と答え、更に次のように続けた。
「これまでの経験から考えても、笑顔が増えれば増えるほど、効率がもっと良くなるんだ」
「だからチーム一丸であの結果を獲得して、皆の肩の荷を下ろすことができたのを、僕も嬉しく思ってるよ」
「僕らは全員で戦っていて、マシンから全てを引き出すことに全力で取り組んでいるから、この事でアプローチが何もかも変わるとは思っていないけどね」
「確かに今年スタートの時に期待していた程には、パフォーマンスを発揮できていないようにチームも感じていたとは思う」
「でもこうして進歩や進化を実感することができたという事実から、チーム内での考え方や自信みたいな所で、前進するための何かが動き出していると思う」
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