角田裕毅、初日17番手「予選Q3進出のため、マシンに変更を施す必要がある」チームはソフトでの課題を確認/F1第8戦
2023年F1スペインGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はフリー走行1=14番手/2=17番手という結果だった。
ビークルパフォーマンス担当チーフエンジニアのクラウディオ・バレストリは、一日を次のように振り返った。
「とても忙しい金曜日だった。FP1では、新しいピレリタイヤのテストを行うとともに、エアロレイクを使った重要な走行も実施するなど、多くのテスト項目があった。フロントアクスルに負担のかかる高速コーナーを特徴とするバルセロナの新しいレイアウトで、興味深いデータを集めることができ、ポジティブなセッションだった」
「FP2では、パッケージから最大限の力を引き出すために、セットアップの最適化に集中し、さまざまなレベルの燃料搭載量とさまざまなタイヤコンパウンドをテストした。ソフトタイヤでは1周目に競争力のあるタイムが出なかったので、これについて調査する必要がある。一方、ロングランにおいては、日曜のレースに向けて、タイヤマネジメントについての理解を深めることに努めた」
「ラップタイムを向上させ、明日に向けてパッケージを最適化するための方法を見つけるため、今夜大量の作業に取り組む」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
フリー走行1=14番手(1分15秒915:ソフトタイヤ/27周)/2=17番手(1分14秒840:ソフトタイヤ/34周)
全体としては、順調な一日でした。ですが、下位に終わったので、明日の予選に向けて、可能な限り上位のポジションを獲得するために、いくつか変更を行う必要があります。
サーキットは、最後のふたつのコーナーで間違いなく速さが増し、タイヤにより厳しくなっています。明日はまた新しい一日になるので、自分たちの課題に取り組む時間があります。いつもどおり、今夜、エンジニアと一緒に作業にあたり、可能な限りマシンを改善し、Q2進出、さらにQ3進出を目指していきます。
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