レッドブル速すぎ! 母国戦2位は”無理かも”とサインツJr.弱気「全力を尽くすけど、ペレスが追い上げてくるかも」

 

 F1第8戦スペインGPで、フェラーリのカルロス・サインツJr.は2番グリッドを獲得。母国戦を好位置からスタートするが、決勝ではレッドブル勢がワンツーフィニッシュを決める可能性を懸念している。
 スペインGPの予選は難しいコンディションで行なわれ、Q1では赤旗も発生。そんな中、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がQ1で、レッドブルのセルジオ・ペレスがQ2を11番手で敗退するというサプライズも起こった。
 サインツJr.は無事にQ3まで進出すると、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に次ぐ2番手を確保。母国戦での好結果に向けて、良いスタートポジションをゲットした。
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 前述のようにペレスが予選で中位に沈んでいることは、サインツJr.の母国戦表彰台に向けてプラスになると思われる。
 しかしサインツJr.は、レッドブル勢のドライコンディションでのペースが非常に優れていることから、ペレスが後方から追い上げてフェルスタッペンとワンツーフィニッシュを決める可能性があると懸念している様子だ。
「(2位を)確保するのはまだ難しいだろうね」と、予選後の会見でサインツJr.は語った。
「特にチェコ(ペレスの愛称)はレッドブルのマシンと11番手から追い上げてくるだろう」
「僕としてはエンジニアのところへ戻ったら、すぐに彼らから『レッドブル勢が君の前でフィニッシュしそうだ』とシミュレーションの示唆を受けるだろうなと思っているんだ」
「そしてレースはランド(ノリス/マクラーレン)とメルセデス勢との戦いになってくるだろう」
「アストンマーチン勢もそうだ。彼らに今日なにがあったのか正確にはわからないけど、でも彼らは通常ならとても良いレースペースを備えている」
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