F1カナダGP:コーナーカット防止のため、ターン1のランオフエリアのバリアが延長に
F1第9戦カナダGPを前に、ジル・ビルヌーブ・サーキットにいくつかの変更が施されたことが発表された。そのひとつは、ターン1とターン2の間のランオフエリアのコンクリートバリアが延長されたことで、それにより、ドライバーはコーナーをカットして簡単にコースに復帰することができなくなる。
今までは、ターン1でミスをしたり、バトルで行き場を失ったりしてランオフエリアに飛び出した場合、そのままターン2をカットしてコースに復帰することができた。しかし今回、コンクリートバリアが延長されたため、コースオフした場合、大きくタイムを失うことになる。
カナダGPの週末を前に発表されたコース変更のなかには、他に、ピットウォール終わりのコンクリートウォールを106m延長、ターン3のランオフを拡大、ターン7のウォールの再調整、ピットエントリー幅を4.5mに縮小、ターン9入り口にあるオレンジの縁石を撤去、ターン14の入口と出口のオレンジの縁石を撤去、といった項目が含まれている。
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