CCTVトラブルで走行時間を失ったFP1。アロンソは「こうしたことは少し恥ずかしい」と語る/F1第9戦

 

 アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、F1第9戦カナダGPの金曜日にCCTVの不具合によってフリー走行1回目のセッションが早くから中断した件について、問題を軽減するための緊急時の対応策がなかったことは、F1として“恥ずべきこと”だと述べている。

 FP1開始からわずか数分後に、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)のマシンがコース脇に止まったため赤旗が出された。しかしガスリーのマシンが手早く撤去された後も、コースでの走行は再開されなかった。CCTVカメラの同期の問題により、レースコントロールはジル・ビルヌーブ・サーキットの全景を見ることができず、安全上の理由から赤旗が延長された。

 残念ながらこの技術トラブルが解決したのは、セッションの終了時間が過ぎた後にバックアップソリューションが実装されてからのことだった。チームは貴重な走行時間を奪われ、グランドスタンドのファンたちはトラックアクションを3分間しか楽しむことができなかった。

 CCTVの問題は地元主催者の責任下にあったものの、アロンソはF1にとって芳しくない状況だったと感じた。

「ファンたちはサーキットにとても早くから来ているのに、僕たちはFP1を走ることができなかった」とアロンソは語った。

「僕たちはスポーツとして間違いを犯すことがあるけれど、こうしたことは少し恥ずかしいことだ」

「FP1でサーキットのカメラが動かなかったから、時間がなくなった。そしてF1には次の手が用意されていなかったんだ」

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
2023年F1第9戦カナダGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

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