”予算上限”規則が7月までに一部変更か? ウイリアムズF1代表が示唆。インフラ投資への緩和策盛り込む
F1には2021年から各チームの予算を制限する”ファイナンシャル・レギュレーション”が導入され、大規模なチームの支出を抑制することに成功したとして賞賛されている。しかしその一方で、各チームがインフラに対する投資を行なうことが難しくなり、トップチームとの差を縮める上での障壁になっているとも指摘されている。
ウイリアムズのチーム代表であるジェームス・ボウルズは、このインフラへの投資について、遅くとも7月までに規則が変更されることになるだろうと語った。
ファイナンシャル・レギュレーションは実に複雑であり、設備に投資する上では、予算上限からの免除を特別に申請する必要がある。しかし実際にはこの申請は簡単ではなく、2月のF1委員会の会議でも議題として取り上げられた。
当時ウイリアムズのチーム代表に就任したばかりだったボウルズ代表は、この問題について声高に主張。規則変更の可能性について検討することを求め、他のチームやFIA、そしてF1からも支持を集めた。
スペインGPでmotorsport.comの独占インタビューに応じたボウルズ代表は、チームが大規模な建設プロジェクト以外の設備にも投資することができるよう、ファイナンシャル・レギュレーションを適応させる動きについて、「順調に進んでいる」と語った。
「F1とFIAは、それを完全に理解していると思う」
ボウルズ代表はそう語った。
「他のチームも、それを理解している。ご想像の通り、他のチームよりも消極的なチームもいるけどね」
「しかし今後1〜2週間で、ファイナンシャル・レギュレーションの見直しが予定されている。おそらく7月までにはそれが完了するだろう」
新たにチーム代表となったボウルズ代表に、F1における政治的な活動をどう感じているかと尋ねると、彼は「そのことについては、以前からよく訓練されていたんだ」と語った。
「私はストラテジストとして知られていたが、実を言うとメルセデスに在籍していた最後の数年間は、そんなことはしていなかった」
「私はむしろ、『GP3(現FIA …読み続ける
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