マグヌッセン、デ・フリーズのミスで“道連れ”も「僕も文句を言える立場じゃないよね?」|F1カナダGP

 

 ハースのケビン・マグヌッセンはF1カナダGPの決勝レースでアルファタウリのニック・デ・フリーズと絡むことがあったものの、気に留めていない。
 事が起きたのはレース中盤の35周目、12番手を争う中でマグヌッセンを追うデ・フリーズがターン1でオーバーテイクを仕掛けた。
 マグヌッセンも譲らずターン2を回り、2台は横並びで右コーナーのターン3へ向かったが、バンピーなイン側のラインを走るデ・フリーズはブレーキを遅らせたことでロックアップ。アウト側にいたマグヌッセンはデ・フリーズに行く手を阻まれ、2台はターン3奥のランオフエリアに飛び込んだ。
 この争いを尻目に後方からメルセデスのジョージ・ラッセルが悠々とオーバーテイク。2台はコース復帰にも時間を要し、入賞の機会を逃すこととなった。
 レーススチュワードは、マグヌッセンとデ・フリーズの争いをレーシングインシデントと判断。両者ともこれに納得しており、オーバーテイクを仕掛けられた側のマグヌッセンも意に介していない。
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ハイライト|2023年F1第9戦カナダGP決勝

「彼がかなり激しく攻めていたのは確かだ。でも僕は文句を言う立場なのかな?」
 アグレッシブなドライビングスタイルで知られるマグヌッセンはそう語る。
「問題は彼がターン3でブレーキングミスをして、僕を道連れにしたことだと思う。でもそれだけだ」
「彼はイン側を取っていたけど、ブレーキを遅らせ過ぎてコーナーを曲がれなかったんだ」
「僕はアウト側にいたからブロックされてしまった。その結果、彼と一緒にランオフに飛び込むことになった。僕にとっては不運だよ」
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