ミック・シューマッハーがマクラーレンF1旧型マシンでテスト。リザーブドライバー契約の一環
2023年にメルセデスF1とマクラーレンF1でリザーブドライバーを務めているミック・シューマッハーが、ポルトガルのポルティマオにおいて、マクラーレンの2021年型F1マシンでのテスト走行を行った。
ハースF1チームでレギュラードライバーを2年間務めた後、シートを失ったシューマッハーは、今年メルセデスのリザーブドライバーに就任。同時に、メルセデスのエンジンカスタマーのマクラーレンにおいてもリザーブの役割を担うことが決まった。
今週水曜、シューマッハーはマクラーレンでの初めてのF1テストに臨み、MCL35Mでポルティマオ・サーキットを走行した。
「ミックが今日、我々のもとに来ている。我々のF1リザーブドライバーであるミックは、ポルティマオで、2021年型MCL35Mでテスト走行をしている」とマクラーレンはSNSを通して明かした。
「ミックとともに、我々のチームのメカニックやエンジニアの見習いやインターンも、トラックサイドで貴重な経験を積んでいる」
シューマッハーは、テスト後、「マクラーレンでの初めてのテストは最高だった」と述べている。
「たくさんの周回を走ったし、チームとの経験を得たことは素晴らしいことだ。彼らは最高のチームであり、最高の人材が集結している。また近いうちに戻れることを楽しみにしている」
シューマッハーは、6月にスペイン・バルセロナで行われたピレリF1タイヤテストにメルセデスから参加し、W14で走行した。今月開催されるモータースポーツイベント、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、父ミハエルが2011年に乗ったメルセデスMGP W02でデモランを行う予定となっている。
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