シューマッハー、ポルティマオで2021年型マクラーレンF1をドライブ。今年はメルセデスとマクラーレンでリザーブ契約

 

 2022年までハースF1で走ったミック・シューマッハーは、今年メルセデスと併せてマクラーレンともリザーブ契約を交わしており、7月5日(水)にはポルトガル・ポルティマオにてマクラーレンの2021年型マシン『MCL35M』のステアリングを握り、走行テストを実施した。
 今回シューマッハーが行なったのは、F1の旧車テスト(TPC)レギュレーションに基づくモノで、2年前のマシンでの走行となった。
 昨年までマクラーレンは、レギュラードライバーの交代が必要になった場合にメルセデスからストフェル・バンドーンもしくはニック・デ・フリーズを招集できる契約を結んでいた。今年もこの契約は継続されているが、バンドーンはアストンマーチンのリザーブに就任し、デ・フリーズがアルファタウリからF1デビューすることになったため、ランド・ノリスかオスカー・ピアストリのどちらかがレースに出場できない場合は、今季からメルセデス陣営に加入したシューマッハーが起用されることとなる。
関連ニュース:

特集|僕らはいつでも準備万端。チームを支える2023年シーズンの全F1リザーブ/テストドライバーをリストアップ

 なおシューマッハーにとっては、今回が初めてマクラーレンのF1マシンをテストする機会であり、レギュレーションが大きく異なっている2年前のマシンとはいえ、その操作系に慣れる上で貴重な走行になったと言えるだろう。またマクラーレン側も、今回のテストは見習いのエンジニアやメカニック、インターンシップ生に担当させており、若手の経験値を積み重ねるという意味でも、重要なテストだったと言えよう。
「ミックと共に、メカニックやエンジニア見習い、インターンたちがトラックサイドで貴重な経験を積んでいる」とチームはTwitterで説明している。
読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです