ハミルトン「マクラーレンの躍進は僕たちにとって警鐘。もっと努力しなければ」メルセデス/F1第11戦予選
2023年F1イギリスGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは7番手、ジョージ・ラッセルは6番手だった。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP3 5番手(1分27秒948:ソフトタイヤ/16周)
予選 7番手(Q1=4番手1分29秒415:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分28秒545:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分27秒211:ソフトタイヤ)
残念ながら今日は速さが足りなかった。コンディションはトリッキーではあったけど、タイヤをうまく使いこなすという楽しさもあった。もっと前のポジションに挑めるだけのポテンシャルを感じられるような瞬間もあったが、結果的には少し後ろに下がってしまった。
僕たちはレースペースよりも1ラップのペースで苦労する傾向にあるようだ。明日は何ができるか楽しみだよ。ポジションを上げることができれば素晴らしい。前のグループにプレッシャーをかけて、彼らとのバトルに持ち込めるといいね。
(予選後に『Sky Sports F1』に対して、マクラーレンの飛躍について語り)これは打撃ではなく、僕たちに対する警鐘だと思う。他のチームが僕たちを追い越していく。僕たちはもっと努力をする必要がある。マクラーレン(のパフォーマンス)に驚いてはいない。あのマシンを見ると、理にかなっていると思うからね。レッドブルと並べると、サイドがとてもよく似ている。それでうまく機能しているんだ。
僕にとってはこの予選の位置が最大限の結果だった。楽観的に考えてベストを尽くしていくつもりだが、現実的には、2台のフェラーリの前に出るのは簡単ではない。さらにその前にはマクラーレンも2台いるんだ。タフなレースになりそうだね。
マクラーレンは長い間苦労していたから、上位に戻って来ることができて良かったと思う。素晴らしいことだ。上位争いにまた1チーム加わった。これこそ皆がF1で見たいと思っていることだ。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP3 9番手(1分28秒284:ソフトタイヤ/17周)
予選 6番手(Q1=3番手1分29秒412:ソフトタイヤ/Q2=10番手1分28秒782:ソフトタイヤ/Q3=6番手1分27秒155:ソフトタイヤ)
エキサイティングなセッションだった。こういうコンディションで走るのは本当に楽しい。こういうとき、僕はいつもいい仕事をして、必要なタイミングでいいタイムを出せる自信を持っているんだ。
ストレスを感じることもあったけれど、Q1でもQ2でもペースには満足していた。Q3での最後のラップも良かった。でも、あとほんの少し速ければ、2つほどポジションを上げることができたかと思うと悔しい。
そうならなかったのは少し残念だが、明日に向けてはまずまずの位置にいる。チームは一晩でマシンを良くしてくれたし、このグランプリでどんなことができるのか楽しみだ。僕たちの場合、1ラップのペースよりもレースペースに強みがあると思うので、ポジションを上げていける自信はあるよ。
今日もファンのエネルギーは素晴らしかった。スタンドからの応援はしっかり伝わっているし、チームと僕たちドライバーに対するサポートは信じられないほどだ。特別な週末なので、明日はいい仕事をして表彰台を争いたい。
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです