「前にやったドリフトみたい」フェルスタッペン、F1イギリスGPで今季8勝目もスタートではトップ失う。ポールスタートは不利だった?
シルバーストンで行なわれたF1イギリスGP。決勝レースではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が結果としてポール・トゥ・ウィンを遂げたものの、そのスタートではフロントロウスタートのランド・ノリス(マクラーレン)に先行を許した。
これについてフェルスタッペンは、スタートで“ドリフト状態”に陥っていたと説明している。
スタートでフェルスタッペンを交わしてトップに立ったノリスはレース序盤の4周をリードしたものの、フェルスタッペンは5周目のブルックランズで再び首位を奪還。今季これまでに見られた独走優勝とはならなかったが、盤石なレース運びでトップチェッカーを受けた。
レース後、スロースタートについて訊かれたフェルスタッペンは、蹴り出しでのホールスピンによって“一筋縄ではいかない”レースになったと語り、オープニングラップではアクシデントに巻き込まれないよう走ったと明かした。
「スタートが悪くて、ホイールスピンが多かった。ランドに追いつくのに苦労したよ」とフェルスタッペンは言う。
「それから数周かかったし、トップに立ってもタイヤをクールダウンさせるのに数周を要した。ランドがDRSでまた襲いかかってきたからね」
「あれ(スタートでのホールスピン)が起きたことで、ターン1までずっと勢いを失ったままだった。ランドが前に行った時は、ターン3からターン4でアクシデントに巻き込まれないように走ったよ」
「それからコプスでオスカー(ピアストリ/マクラーレン)と少し争って、僕はアウト側に留まった。でも全て上手くいったね」
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