アルファタウリから復帰のリカルド、マクラーレンで陥った“罠”の回避に自信「マシンに限界があるのも分かっている」

 

 21日から開幕するF1ハンガリーGPでは、ダニエル・リカルドがアルファタウリからレースに復帰する。彼はアルファタウリでのレースに向けて、苦しんだマクラーレン時代と同じ“罠”にはまることはないと自信を示している。 リカルドはレース復帰にワクワクしている様子だが、アルファタウリは現在コンストラクターズランキングで最下位のチーム。マシンの競争力は高くないだけではなく、AT04はリカルドがマクラーレン時代に苦しんだコーナー進入でマシンが不安定になってしまうクルマだということも、大きな懸念要素として考えられている。 つまりリカルドは昨年までと同じような問題と戦うリスクがあるということだ。 しかしリカルド本人はマクラーレン時代よりも、そうした懸念事項についてもよりうまくマネジメントできる立場にあると感じられているようだ。ハンガリーGPの木曜日、motorsort.comの取材に対して彼は次のように答えた。「過去数年で僕を傷つけてきたのは、おそらく『ああ、このマシンは僕には合っていない。これやあれに対処しなければ』というちょっとした罠にハマり始めてしまったことだったと思う」 リカルドはそう語る。「自分自身が最大の敵になるかもしれない。マクラーレンでの最初の予選を振り返ると、僕は素晴らしい仕事をしていた。でも、その時の僕はまだ多くのことを理解していなかった」「だからあまり深刻には考えていない。このクルマに限界があることは分かっているし、1週間前にドライブした(レッドブルの)クルマほど良くはないことも理解している。でも、とにかくやってみるつもりだ」「先週はシミュレータでドライブしたんだけど、大丈夫そうだった。シミュレータの上ではあるけど、堅実な1日だったと思う。もちろん、それが実際にどうなのかを確かめる必要はある。明日走ったら聞いてみてよ」 そしてリカルドはマクラーレンでの苦しい期間と一時離脱を経たことで、自分自身を見直すことができ、アルファタウリでの挑戦にもより上手く対処していけるはずだと語った。「学んだことはたくさんある。それは単に過去2年間からだけじゃない」「この6ヵ月、自分のキャリアを振り返ってみて、僕は違ったことや行動をとっていれば良かったと思ったり、あるいは声を上げるべきだったかもしれないことだったりがいくつか見えてきたんだ」 …読み続ける

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