常に前を向け! F1復帰リカルド、“入れ替え”となったデ・フリーズにエール「1年前の僕はもうF1で走れないと思っていた」

 

 アルファタウリはハンガリーGPから、ニック・デ・フリーズに代わって、ダニエル・リカルドを起用することを発表。デ・フリーズはF1フル参戦10レース目にして早くもシートを失うこととなったが、後任のリカルドはデ・フリーズに「また立ち直れる」とエールを送っている。 リカルドはF1で計8勝を挙げながらも、昨年末にマクラーレンから放出されており、シートを失った経験のあるドライバー。今シーズン前半はレッドブル・レーシングのサードドライバーを務めてきた。 F1の表舞台に戻ってきたリカルドに対して、解雇されたデ・フリーズに同情するかとmotorsport.comが尋ねると、彼のF1復活劇を例に挙げて様々なことが起こりうると説明している。「他のドライバーに同情するのは確かだ」 自身もオスカー・ピアストリにマクラーレンの1席を奪われた経験を持つリカルドはそう語る。「僕らはこのスポーツに人生を賭けている。だから、僕はニックのことも気の毒に思っている」「彼はF1で特に経験豊富な訳ではないけど、モータースポーツでは経験がある。彼は20代後半だ」「だから、彼はこのスポーツを十分に理解できる歳だと思う。そして彼がまだ望むなら、彼は立ち直って、何かを起こすことができると思う」「1年前の僕を見ると、またF1マシンでレースができるかどうか分からなかった。そして1年後、僕はここにいる。色々なことが起こり得るんだ。彼が望むならもちろん、前を向いておくことだ」「人生では何でもそうだけど、重要なのは打ちのめされてから、どう立ち上がるかだ」「彼の成功を祈っている。もしまたグリッドで彼を見かけたら、その時は僕もハッピーだよ」 …読み続ける

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