アルファタウリの角田裕毅は、F1イギリスGPで投入されたアップグレードについて、ドライブしていて大きな違いは感じなかったものの、データの上では荷重が増していると明かした。　アルファタウリは前戦イギリスGPで大規模なアップデートを投入した。しかしその効果は限定的で、同チームの2台はチェッカーを受けた中では最下位を占める16番手と17番手に終わった。　ハンガリーGPを前に角田はメディアの取材に応じ、イギリスGPで投入されたアップデートによる効果を感じられなかったと語った。「おそらく、数字上では予想していたような前進はあったと思います。でも、クルマに乗っている時には『ああ！　これは明らかにかなり違うように感じる』と思えるような大きな差は感じられなかったです」　角田はそう語った。「同時に、おそらく他のチームは僕らよりも大きな一歩を踏み出しました。つまり、見た目上ではアップグレードによる前進は何もなかったようなモノです」「でも数字で見ると、どうやらかなりの量の荷重か、何かを得られているようです。だから、大丈夫だと思います」　しかし角田は、現在のアルファタウリAT04は、10チーム中最も遅いマシンであると感じているという。「僕もそう（最遅のマシン）思います。僕としては、8番手とは言えないと思います。9番手もしくは10番手のどちらかだと思います」　そう角田は言う。「理想的な状況ではありません。でも、これまでレースごとにアップグレードが行なわれているのは良いことです。今回のレースにも、いくつかのアップデートを投入しなければいけません」「レースごとに、少しずつでも前進できればいいんですけどね」Reported …読み続ける