角田裕毅、好スタートでトップ10に迫るも入賞ならず「ペースが良かったのに結果につながらなくて残念」/F1第12戦
2023年F1ハンガリーGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は15位でフィニッシュした。
ソフトタイヤでスタート、1周目に17番手から11番手にポジションを上げた角田は、9周目に、前を走るランス・ストロール(アストンマーティン)、後ろのバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)と同時にピットイン。しかし、ピット作業に時間がかかり、ふたりの後ろ、最後尾に落ちてしまった。セカンドスティント終盤には10番手を走行、2回目のピットストップの後、16番手から最終スティントをスタート、ローガン・サージェント(ウイリアムズ)の後退で、15位となった。
車両性能担当チーフエンジニアのクラウディオ・バレストリは、次のように角田のレースを振り返った。
「今日のレースでは、スタートタイヤを2台で分けることにした。裕毅に関しては、アグレッシブに行き、ソフトタイヤでスタートすることに決めた。スタート時、裕毅はポジションを大きく上げて、トップ10に近づいた」
「10周後、ソフトタイヤでスタートしたグループがピットに入り始め、我々も裕毅をピットに呼び戻し、ハードタイヤを装着し、長いセカンドスティントを取ることにした。残念ながらピットストップに通常よりも長い時間がかかり、いくつかポジションを落とし、同じコンパウンドを履いた(ウイリアムズのアレクサンダー・)アルボンの後ろになってしまった」
「レース後半、裕毅のスティントを拡大することを決めた。その後、最終スティントでミディアムタイヤを装着したが、ポジションを上げるには至らず、(ハースのニコ・)ヒュルケンベルグの0.2秒後方の15位でフィニッシュした」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=15位(69周/70周)
17番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ミディアム
レース序盤にできる限りポジションを上げることを狙い、ソフトコンパウンドタイヤでスタートするという選択をしました。スタートはうまくいき、たくさんポジションを上げることができたので、自分のパフォーマンスに満足しています。僕にはペースがありましたし、今日はタイヤマネジメントをうまくやることができました。特にソフトコンパウンドに関するマネジメントはよかったと思います。ですが残念ながら良い結果につながりませんでした。チームと一緒にこれについて調べるつもりです。ペースが良かっただけに残念です。
全体的には、僕は、毎日すべてをうまくまとめて、自分のパフォーマンスを最大限に発揮するということができなかったので、自分自身に不満を持っています。学ぶべきことがあった週でしたし、今日学んだことを、自分たちのパフォーマンスの最大化のため、今後活用していきます。
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