リカルド、一時F1離脱の背景に“先輩”アロンソとの対話アリ「必要なら怖がらずに休もうと思えた」
アルファタウリからF1復帰を果たしたダニエル・リカルドは、一時的にF1休暇を取ることを決めたキッカケとして、フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)との飛行機内での会話を挙げている。 リカルドは2021年から2022年にかけてマクラーレンに所属し、ランド・ノリスとコンビを組んだ。しかし思うようなパフォーマンスを発揮できず、チームは違約金を支払って、契約満了から1年早くリカルドを放出。後任として新人オスカー・ピアストリを獲得した。 リカルドは競争力の低いチームでF1でのドライブを続けることよりも、一度グリッドから離れることを選択。1年契約でレッドブルにサードドライバーとして所属しつつ、2024年のF1シート獲得を待つことにした。 しかし転機はすぐさま訪れた。F1フル参戦からわずか10戦でパフォーマンス不足と判断され解雇されたニック・デ・フリーズの後任としてアルファタウリ加入の声が掛かり、リカルドは第12戦ハンガリーGPからF1復帰を果たした。 ハンガリーGP決勝でリカルドはオープニングラップのターン1で周冠宇(アルファロメオ)に接触されて最後尾へ転落。しかしその後巻き返し、13位でチェッカーを受けた。 一度離れれば、二度とチャンスを掴めないリスクもあるF1。リカルドはあえて離れることを選択したが、そこにはアロンソとの会話が関係しているという。 アロンソは2018年に一度F1を引退。その後トヨタから世界耐久選手権(WEC)やダカールラリー、インディ500に挑戦し、2021年からアルピーヌでF1復帰を果たした。「期待したような1年ではなかったとしても、自分自身をリセットすることができたし、またエネルギーが湧いてきた」 リカルドはF1休暇についてそう説明する。「フェルナンドと2年前くらいに話をしたのを覚えている。当時は休もうとは思っていなかったんだ」「でもいつかのフライト中だったと思うけど、彼と話をしていて『休養は自分にとって最高のことのひとつだ』と言っていたんだ」「それで、もし必要だと感じたら、あまり怖がらずに休養を取ろうと思えたんだ」 …読み続ける
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