来年こそは……メルセデスF1、2024年型マシンではパフォーマンス追求望む「これまでは問題解決を強いられてきた」

 

 2022年に現行テクニカルレギュレーションが導入され、F1マシンがグラウンドエフェクトカーとなって以降、それまで常勝軍団だったメルセデスは苦しい戦いを強いられている。 2022年シーズンはバウンシングやポーパシングへの対処を強いられ、2023年はシーズン序盤に空力コンセプトを変更する“大手術”をマシンに施した。 メルセデスは、W15という名前になるであろう来季マシンでマクラーレンが今シーズン遂げたような躍進を目指している。チームのトラックサイドエンジニアリングディレクターのアンドリュー・ショブリンは、マシン開発の焦点を問題解決からパフォーマンス追求へと切り替えていると語った。そして以前の“ゼロポッド”のように、初期に選択したデザインによって開発オプションが縛られないことを望んでいるという。「このレギュレーションとマシンの仕組みからして、我々はこれまで、問題を解決することに集中してきた」 チームが公開した動画コンテンツを通じて、ショブリンはそう語った。「バウンシングやバランスの問題を解決しようとしていた」「でも問題を解決していくにつれて、マシン開発でパフォーマンスだけを追求できるようになる」「来季マシンの焦点は、重要な決定事項によって開発の幅を増やすことだ。どのチームも1年を通してどれだけパフォーマンスを上げてきたかは、今年を見れば分かる」「たださっきも言った通り、問題を解決することに焦点を置くのではなく、どうすればラップタイムを向上し、常にポールポジションを狙える位置に戻って、勝利を狙えるようにできるのかを考えている」 …読み続ける

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