CEO更迭にチーム上層部の一斉辞職……“泥沼化”アルピーヌにライバルF1チームは憐憫の情「彼らは痛みを伴う転換期にいる」
アルピーヌはベルギーGPを最後に、チーム代表のオットマー・サフナウアーと、スポーティングディレクターのアラン・パルメイン、チーフテクニカルオフィサー(CTO)のパット・フライが離脱することを発表した。 その発表の数分後に、ウイリアムズは空席になっていたチームのCTOとしてフライを迎えることを明かした。 これについてウイリアムズのジェームス・ボウルズ代表は、アルピーヌが「多くの痛みとトラブル」を伴う“転換期”にいると考えている。 アルピーヌ上層部から3名が一度に辞職すると発表される前には、ルノー傘下のアルピーヌでCEOを務めてきたローラン・ロッシが“特別プロジェクト”に携わるために更迭されており、シーズン半ばにしてチーム上層部はガラリと変わった。 ウイリアムズも2020年にウイリアムズ家がチームを離れて以降、組織改革が行なわれ、ボウルズは今年2月からチームを率いることとなった。 そうした背景からボウルズ代表はアルピーヌの現状について次のように語っている。「私は内部の人間ではないが、彼らは明らかに多くの痛みとトラブルを抱え、転換期を迎えている」「私がちゃんと言えることは、パットは彼らが迎えた変化の一部ではないということだ。パットが(ウイリアムズ加入の)決断を下したのは何ヵ月も前のことだ」「その頃、メディアでアルピーヌに何が起こっていたのかを調べれば、いつ決断が下されたのかが特定できるかもかもね」 …読み続ける
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