F1分析|角田裕毅、ベルギーGP決勝で殊勲の10位入賞。しかし1ストップで走り切っていたらもう少し上のポジションだった可能性も?

 

 今シーズンここまで大苦戦を強いられてきたアルファタウリだが、先日行なわれたF1ベルギーGPの決勝レースの角田裕毅のペースを見ると、復活の兆しも見てとれる。 角田は予選で11番グリッドを獲得。決勝でも好結果が期待された。 その決勝を角田は、ミディアムタイヤを履いてスタート。1周目に複数のマシンをオーバーテイクし、さらに上位のマシンが失速したことで8番手までポジションを上げた。その後さらにポジションを上げ、一時6番手まで浮上した。 この最初のスティントのペースに、冒頭で申し上げた復活の兆しが見てとれる。 角田は前述のとおり、ミディアムタイヤでスタート。アロンソには若干劣るものの、安定したペースでこのスティントを駆け抜けた。しかも後続をウイリアムズのアレクサンダー・アルボンが押さえ込んでくれたため、角田とアロンソにとっては楽な展開になった。 …読み続ける

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