メルセデスF1は着実に進歩している……! レッドブルとのペース差拡大もハミルトンは「大きなステップを踏めた」と擁護

 

 メルセデスはF1の2023年シーズン前半を終えて、コンストラクターズランキング2番手。首位のレッドブルからは既にダブルスコアをつけられているが、チームのパフォーマンスとしては大型アップデートが投入されたモナコGP以降、「大きな進歩」を果たしたとドライバーのルイス・ハミルトンは語っている。 メルセデスは新規定が導入された2022年シーズンから“ゼロポッド”と呼ばれるコンセプトのサイドポンツーンを使用してきたが、今年のモナコGPで変更。レッドブルが先鞭をつけたダウンウォッシュ型のサイドポンツーンに、マクラーレンやアストンマーチンのマシンのような“溝”を設けたモノが投入された。 モナコGPではその効果を確認することはできなかったが、続くスペインGPではハミルトンとジョージ・ラッセルが2-3フィニッシュを果たした。 それ以来、ハミルトンは3位表彰台を2度。ハンガリーGPではポールポジションを獲得している。 ただ、レッドブルもハンガリーGPで大型アップデートを投入。レースウィーク中の各チームのファステストラップを比較する“スーパータイム”指標によると、メルセデスはレッドブルに対して、モナコGPで0.504%落ちだったのに対して、シーズン前半戦を締めくくるベルギーGPでは0.866%へと拡大している。 しかし、ハミルトンはチームの仕事ふりを称賛している。「みんなを本当に誇りに思う。みんなが本当に一生懸命働いてくれた」とハミルトンは言う。「僕らは大きなステップを踏んできた。僕らが一番改善できたのはモナコだったと思う。それ以降、マシンはかなり前進した」「マシンをどうセッティングすればいいのか、より良く理解できるようになった。表彰台やトップ5入りなど、より安定した走りができるようになったのは素晴らしいことだ」「基本的に僕らは安定していて、信頼性は高い。だから良いところは沢山あるよ」 …読み続ける

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