アストンマーチンF1、シーズン後半も攻めの姿勢崩さず。来季への開発切り替え時期到来も今季の戦いに注力継続

 

 今季のF1はベルギーGPを終了し、夏休みに突入。多くのチームがここを機に来季用マシンへ開発の焦点を移すが、アストンマーチンはシーズン後半も今季マシンの開発の手を緩めないと明かした。 アストンマーチンはシーズン開幕こそレッドブルに次ぐ2番手チームとして大躍進を見せたものの、シーズン中盤にかけてはいくつかのレースで苦戦。メルセデスやフェラーリ、マクラーレンといったチームの後塵を拝することも増えた。 チーム代表を務めるマイク・クラックはベルギーGPを前に、調子の落ち込みはマシン開発やセットアップによる“副作用”だと説明していた。 そのベルギーGPでは、フェルナンド・アロンソがマクラーレン勢やメルセデスの1台を従えて5位入賞。チームの状況は好転したようだ。 チームは回復への道を歩んでおり、クラック代表はシーズン後半戦が開始されるオランダGP以降もアップデートを投入し、AMR23のパフォーマンスを引き上げると示唆した。 残りのシーズンでいつアップデートが投入されるか、と尋ねられたクラック代表は次のように答えた。「全てのレースでアップデートがある。(オランダGPが行なわれる)ザントフールトのパーツリストを見てもらえれば、どんなモノか分かると思う」 ライバルチームの中には2024年型マシンに開発を移す中、クラック代表は2023年型マシンの開発を継続するつもりだと強調する。「我々は(開発の)スイッチを切っている訳でない」とクラック代表は言う。「フル稼働だよ」 …読み続ける

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