メルセデス、アップデートにポジティブな感想も「ソフトタイヤでのランに課題がある」/F1第14戦金曜
2023年F1オランダGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=3番手/2=4番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=11番手/2=14番手だった。
メルセデスは、「相対的な競争力に関しては、FP2よりFP1の方が高かったようだ。今夜、土日の正しい妥協点を見つけるためにサーキットおよびファクトリーで作業を行うが、その際に、それが調査のテーマになるだろう」と述べている。
トラックサイド・エンジニアリング・ディレクターのアンドリュー・ショブリンは、「今回いくつかアップデートを持ち込むことができたので、それが正しい方向に進むために役立つことを期待している。実際にマシンはそれなりによく機能しているようだ」と語った。
メルセデスは、フロアエッジ、サイドポッド・インレット、ビームウイングにアップデートを入れたことを明らかにしている。
「FP2はクリーンなセッションで、ミディアムタイヤはうまく機能した。しかしソフトタイヤについては改善の余地がある」とショブリン。
「ドライバーはふたりともタイヤの性能を最大限に引き出したとは感じていないので、今夜、解決のための作業を行う。ロングランはまずまずだった。一貫性を向上させる必要はあるが、ペースはいいし、バランスも悪くない。全体的に、励みになる一日だった」
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
フリー走行1=3番手(1分12秒225/24周)/2=4番手(1分11秒638/27周)
とても良い一日だった。久しぶりに走れると思って、今朝起きた時からわくわくしていたし、1周目から、仕事のスタート地点として良い状態だと感じた。FP1は全体的にうまくいったと思う。
FP2に向けていくつか変更を施したが、それによって進歩したかどうかは、定かではない。調査するため、今夜詳しく追求していくつもりだ。
全体的に、ここではマシンの競争力は高まっていると感じるので、この状態をキープして、明日、さらに力を引き出せるかどうかを見ていく。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
フリー走行1=11番手(1分12秒813/23周)/2=14番手(1分12秒009/28周)
数週間コクピットから遠ざかっていたので、またマシンに戻って来ることができてうれしかった。
全体的に、走っていて良い感触を持った。レースペースは力強かったし、予選ペースにもかなりポテンシャルがあった。今日の僕のタイムにはそれが表れていなかったけどね。
良い金曜日と言っていいと思う。土日に向けて楽観しているよ。
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