角田裕毅のPUトラブルは、車両特有のモノ。マルコ博士が明かす……フェルスタッペンにも問題「それでファステスト狙いに行けずよかったね」

 

 アルファタウリの角田裕毅は、F1イタリアGPの決勝レース前のフォーメーションラップで、マシントラブルが発生。スタートを迎えることなく、リタイアすることになった。 レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコによれば、このトラブルはアルファタウリのマシンに起因するモノだったようだ。 リタイア原因について角田は、「マシンから異音が聞こえ、その後パワーを感じられなくなってしまいました。正確な理由はまだ分かりません」と説明したが、チーフエンジニアのクラウディオ・バレストリは「フォーメーションラップ中にパワーユニットにトラブルが発生した」と明言している。 アルファタウリのパワーユニットは、HRC(ホンダ・レーシング)製。姉妹チームのレッドブルと同じである。 そのレッドブルは今季ここまで全勝。ドライバーのマックス・フェルスタッペンも10連勝と、連勝の新記録を樹立した。 この連勝を止めるのは、もはやマシントラブルしか考えられないような強さとも言えるが、角田に発生したトラブルは、レッドブルにとっても頭痛の種になるのではないかと尋ねられると、マルコ博士は次のように語った。「原因は比較的早く分かった。それは、体系的なモノではなく、あのマシンに特有のモノだった」 ただフェルスタッペンのマシンも、イタリアGPの終盤に問題に見舞われていた。そのため、レース終盤にペースを落とすことになったという。「温度をそれ以上上がらないようにする必要があった。温度を、特定の範囲内に維持する必要があったのだ」 そうマルコ博士は語った。「ただマックスは12秒リードしていた。そのため無理をしたり、リスクを冒す理由はなかったんだ」「逆にそのせいで、ファステストラップを狙いにいこうというアイデアが出なかったのはよかったね」Additional …読み続ける

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