ハミルトンのF1残留を、ライバルのアロンソとフェルスタッペンが歓迎
F1現役ドライバーのなかで最も偉大な存在とみなされているマックス・フェルスタッペンとフェルナンド・アロンソは、同じく偉大なひとりである7度の世界チャンピオン、ルイス・ハミルトンと親しい間柄にはない。しかしハミルトンがメルセデスF1チームとの契約を延長し、少なくともあと2年はF1で戦うと決まったことを、フェルスタッペンとアロンソはともに喜んでいる。
2007年にマクラーレンでチームメイトだったハミルトンとアロンソは、当時困難な関係にあった。しかしアロンソは、ハミルトンが来年以降もF1で走るのはうれしいことであると語った。
「もちろん、うれしいことだ」とアロンソ。
「彼が強い決意を持っていることの表れだ。彼はレースを愛している。僕や(ミハエル・)シューマッハー、(キミ・)ライコネンは、F1活動を休んだ時期もあったが、彼(ハミルトン)はそうではなかった。彼があと2年走るのは素晴らしいことだよ」
アロンソは、珍しく、公の場で「彼はF1界のなかで最も偉大なひとりだと思う」と認めた。
「彼がF1にいることは、このスポーツ全般にとって、F1界のすべての人々にとって、利益になる。だから、彼が2年といわず、もっと長く残ってくれることを願っている」
2021年に激しいタイトル争いをしたフェルスタッペンとハミルトンは親密な関係を築いているとはいえないが、フェルスタッペンは、ハミルトンの契約更新はF1にとってよいことであると考えている。一方彼は、近い将来に再びハミルトンと優勝争いをする可能性については確信を持てずにいるようだ。
「彼とメルセデスにとって良いことだよね。彼らは長年チームを組んで戦ってきた。そのパートナーシップを続けることは、もちろん彼らにとって素晴らしいことだ」とフェルスタッペン。
「(今後2年、ハミルトンとコース上で戦う可能性については)チーム間の力関係がどうなるか、来年皆がどういうパフォーマンスを発揮するかを見ていく必要があると思う」
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