F1、ウエットレースでの視界問題の解決目指しディフューザーの設計にメス? ドメニカリCEO「可能性を評価中」

 

 F1はグランプリレースでの雨天時の視界問題を解決すべく、ディフューザーのデザインに手を加えることを検討している。 F1は2022年からグラウンドエフェクトカーを復活させたものの、雨の影響を受けるイベントが続く中で、マシンから巻き上げられる水煙が多すぎるために視界の問題が顕在化していた。 ウエットコンディションでの視認性は近年に比べて劇的に悪化しており、以前なら問題のなかったコースコンディションでも、現行のグラウンドエフェクトカーが走る上では安全ではなくなってしまっている。 FIAは既に水しぶきを低減すべく、マシンにホイールアーチをつけて走らせるという案をシルバーストンでテストしている。 しかし、このテストでは水しぶきが十分に低減されていないことが明らかになった。グラウンドエフェクトカーはマシン下面から多くのダウンフォースを引き出すため、ディフューザーから跳ね上げられる水しぶきも大きいのだ。 雨の影響を受けたザントフールトでのオランダGPから数日後、イタリアGPの舞台モンツァでインタビューに応じたF1のステファノ・ドメニカリCEOは、ウエットレースの問題を解決すべく取り組みを強化していると語った。「F1はオープンホイールのシングルシーターレースであり、今後もそうあり続ける」とドメニカリCEOは言う。「しかし近年ほどウエットレースが多かったことはなく、オープンな議論が行なわれている」「ウエットコンディションでドライバーが抱える視界の問題は解決する必要がある」「グリップの問題ではないし、将来的にはウエットタイヤは1種類で十分だと思う。ザントフールトではインターミディエイトタイヤで再スタートを迎え、機能したのを見たと思う。でも視界の問題は残っている」 …読み続ける

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