【SNS特集】F1カタールGP:レース後はみんなグッタリ、高温多湿の過酷なGP。F1版90年代風卒業アルバム

 

 日本人にとっては30年前の「ドーハの悲劇」の地として馴染みのあるカタール。日曜日の決勝では高温多湿の過酷な環境で体調不良者が続出。頻発するトラックリミット違反の問題とともに少々落ち着きがないグランプリとなってしまった。ロサイル・インターナショナル・サーキットの週末をドライバーや関係者のSNSで振り返る。

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土曜日のスプリントでワールドチャンピオンになったレッドブルF1マックス・フェルスタッペンは日曜日にチャンピオン仕様の新ヘルメットで登場。21、22、23と描かれた3つの星が誇らしげだ。

17戦で14勝。今、我々は歴史的なシーズンを目の当たりにしている。

「この組み合わせは何だっけ?」って思ったら、デイビッド・ベッカムとクリスチャン・ホーナーは、ともに奥様がスパイス・ガールズだった。

首にタオルを巻いて風呂上りのお父さんのようになっているフェルスタッペン。普段はレース後でも汗ひとつかかないようなクールなマックスですら、この消耗具合。

前戦、鈴鹿でキャリア初表彰台の3位を獲得したマクラーレンF1オスカー・ピアストリは、カタールGP土曜日のスプリントで優勝、日曜の決勝でも2位表彰台を獲得。才能が一気に開花した。

表彰式前のクールダウンルームで思わず寝転んでしまったピアストリ。頭の向きを変え、どんな体勢になっても楽なポジションが見つからないほど疲労困憊の様子。

マクラーレンF1は通算500回目の表彰台を獲得。ランド・ノリスとピアストリのコンビは過去の偉大な英雄たちに肩を並べることができるだろうか?

1.80秒という歴代最速のピットストップ記録を樹立。上昇ムードのマクラーレンF1は誰も手の届かなかったフェルスタッペンに、少しずつ近づこうとしている。

■ケンシロウのような角田裕毅

燃料システムのトラブルにより欠場となったフェラーリF1カルロス・サインツJr.はチームスタッフとともにガレージからレースを見守った。

スタート直後に衝撃的なチームメイト同士の接触事故。双方、思うところはあるものの、それでもわだかまりや遺恨を残さず大人の対応をするメルセデスF1のふたり。

予選14番手、ハースF1ニコ・ヒュルケンベルグは欠場で空席となったフェラーリF1カルロス・サインツJr.の12番グリッドに間違えて停車。誰にも言い訳できない、ちょっとダサい凡ミスをしてしまった。

レース序盤から気分が悪くなり、マシン内で嘔吐もしたというアルピーヌF1エステバン・オコン。それでも最後まで諦めず、根性で7位フィニッシュ。「大丈夫か?」と聞かれたから、とりあえず「大丈夫だ」と応えているものの、ぜんぜん大丈夫そうには見えない。

アストンマーティンF1フェルナンド・アロンソはレース中、コクピット内の熱が異常だと訴えたがどうすることもできず、過酷な環境のなか6位でチェッカーを受けた。

巷で流行っているAIが生成する90年代風卒業アルバムにフェラーリF1も挑戦。

同じくアルファタウリF1は角田裕毅がまるでケンシロウのような風貌に。

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