アストンマーチン、マシンの空力効率向上をアロンソからせっつかれる。来季マシンAMR24での改善にチームも集中

 

 2023年シーズンに躍進を示したアストンマーチンだが、ドライバーのフェルナンド・アロンソからは来季に向けてよりマシンの空力効率を高めることが求められている。 今季開幕から表彰台を連続で獲得するなど、大きくパフォーマンスを上昇させたアストンマーチン。しかし彼らにも弱点は残っており、ストレート性能が求められるサーキットでは苦戦する傾向にあった。 F1屈指の高速コースであるモンツァで行なわれたイタリアGPでも、アストンマーチンはアロンソが9位、ランス・ストロールが16位と苦しい戦いとなっていた。 アストンマーチンのパフォーマンス・ディレクターを務めるトム・マッカローは、アロンソがチームに対してマシンの空力効率に対処するように促していると明らかにし、チームとしても優先事項になっていると語った。「フェルナンドもこのマシンの効率性に関して言及しているんだ」 マッカローはこの問題について聞かれると、motorsport.comにそう答えた。「この領域だが、今年の初めから我々はストレートで最も遅いマシンのひとつだったことは間違いない」「我々はベースとなるマシンに取り組み、そして(モンツァでは)持ち込んだリヤウイングでもそこに取り組んだ。ここは改善の余地がある部分で、来年に向けて改善しなくてはならない領域であることも明らかだ」 なおマッカローは、終盤に予定されているラスベガスGPが、スパ・フランコルシャンやモンツァと同様に効率性が重視される重要なレースであることを認めているが、既に来季マシンに軸足を移しているため、今後AMR23の改善に向けた変更が入る可能性は低いと語った。「クルマの効率に関わってくる要素は、取り組んできたリヤウイングだけではなく、マシン全体や主要なアーキテクチャなど、数多く存在している」「そして現時点からシーズン終了までのほとんどのコースは、高い効率が求められるコースではない」「我々の実際の焦点はAMR24に向けられており、そのマシン開発ではできる限り効率的なモノ、今年よりも効率の良いモノにしようとしている」 …読み続ける

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