ホンダ、インドGPはまさかの好調もライダーは冷静な目線「初めて来たコースだし実際の力関係じゃない」

 

 MotoGP第13戦インドGPの初日に好調な走りを示したレプソル・ホンダのふたり。しかしこれは本当のペースを反映しているものではないと、彼らは考えているようだ。 2023年シーズンこれまでのところ、ホンダは非常に苦しい戦いが続いてきた。しかしインドGPのプラクティスでは、マルク・マルケスが4番手、ジョアン・ミルが10番手タイムを記録し、珍しくふたりが予選Q2へ直接進出を果たしている。 特にミルはインドGPでの苦戦を予想しており、彼が希望していた2024年型のプロトタイプシャシーも使用できない状況にあったが、それでもトップ10入りを果たした。 ミルは初日を振り返ると「精神的にとても良かった」と語っている。しかし現在のポジションは、実際のパフォーマンスを反映したものではないと考えているようだ。「そうだね、以前も話したけど僕はこれが実際のモノ(力関係)ではないと思っている。ここは初めて来るサーキットだからだ」 ミルはそう語る。「こういった状況では、ライディングスタイルの面から、より違いを生み出すことができるんだ」「僕らも、そして他のチームのバイクも依然としてこのコースに対して改善の余地が残っている。ミサノのようなコースだったら、コンマ1秒を絞り出すのはもっと難しいんだ」「でもここでは、皆にマージンが残っていると思う」「それに今日はコースを楽しめているんだ。ミサノでのテストも僕やチームにとってかなり助けになっているとも思うけどね」 …読み続ける

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