2023年F1第17戦日本GP予選トップ10ドライバーコメント(1)
2023年F1第17戦日本GPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはカルロス・サインツ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、角田裕毅(アルファタウリ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)だ。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
予選 10番手
今日はこれ以上のペースを見つけることは難しかった。ラップですべてを出し切れたし、Q3進出を続けることができてうれしい。
コースによってパフォーマンスのレベルは変わっていくので、予想の段階から今日は苦戦することがわかっていた。明日は面白いレースになるだろうし、たくさんのポイントを稼げるだろうと楽観視している。僕たちはいつもレースでの方が調子がいいから、何ができるかを見ていこう。
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
予選 9番手
ホームグランプリで予選Q3に進出するのは、信じられないほど特別なことです。日本のファンの前でQ3に進めたのは今回が初めてです。終盤の走行の時に、大きな声援を感じ、とてもうれしかったです。あれほど観客の皆さんからの声援を感じたのは初めてでした。皆さんに心からお礼を言いたいです。
そして、自分のチームにはさらに感謝しています。金曜フリープラクティスでは苦戦したため、楽ではありませんでした。でもチームが素晴らしい仕事をして、改善を見出してくれたのです。
マシンは素晴らしい状態で、走っていてとても楽しかったので、明日が楽しみです。シンガポールでは(1周目でリタイアしたため)僕は新しいパッケージでレースをしていません。でもリアム(・ローソン)が先週末、素晴らしい仕事をして、良いパフォーマンスを見せたので、レースについて心配はしていません。明日はファンの皆さんと一緒に共に楽しみたいと思います。
このサーキットではタイヤのデグラデーションが高いため、苦労するでしょうが、その点は全員が同じ条件です。何ができるか見ていきましょう。リアムも僕も良い位置からスタートします。チームのためにふたり揃ってポイントを獲得できればいいですね。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 8番手
今日は、鈴鹿のような特性を持ったサーキットで僕たちがどんなパフォーマンスを発揮できるかが正しく示されたと思う。このコースは高速から超低速まで多様なコーナーがある。僕たちのマシンはどんな種類のコーナーでも最強というわけではなくて、ここでは少し、特にセクター1で苦戦することになった。
先週のシンガポールがそうだったように、高いダウンフォースが求められるコースでマシンのスイートスポットを見つければ先頭で争うこともできる。でもここではそうはいかないみたいだ。
明日のレースはチャレンジングなものになると予想している。僕たちのレースペースはシングルラップと似たようなレベルだ。少しはギャップを縮められるかもしれないが、大幅には縮められない。2セットのハードタイヤを持っているから、他と違った作戦を試してみることもできる。おそらくマクラーレンとフェラーリにその自由はないだろう。でもこれは大したアドバンテージにはならないと予想している。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 7番手
昨晩いい仕事をすることができて、そこで変更した部分にFP3で良い感触を持った。今日のマシンは全体的にドライブしていてフィーリングが良かった。昨日が不調だったから、ホッとしたよ。うまくいかない日がいつも週に1日はあるから、今回はたぶんそれが金曜日だったんだろう。
FP3ではマシンへの自信がずっと増し、予選で全力を尽くすことができた。でも、最初のセクターでは大きく差がついたね。セクター1でコンマ7秒差をつけられたわけだけど、そのほとんどはリヤのグリップ不足のせいだ。
ユーズドタイヤでの走行も含めて、自分のラップには満足している。このコースは世界で最もチャレンジングなサーキットのひとつだ。たとえマシンが多少難しい状態にあったとしても、ここは素晴らしい。最後のラップは楽しかったけれど、前にいるマシンは僕たちと比べて速すぎた。明日は良いレースができることを期待している。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
予選 6番手
今日は難しい予選になった。ここに来る前から、このコースでは僕たちの弱点が出やすいと知っていたし、高速のサーキット特性に加えて長いコーナーも多いから、決して簡単にはいかないとわかっていた。
昨日からマシンをより良いポジションに持っていくためにいろいろなことを試し、セットアップにも手を加えたが、うまくいかなかったのは明らかだ。僕自身、Q3で良いラップを走れなかったため、6番手からのスタートになった。明日はポイントをたくさん稼ぐために戦うつもりだ。どんなチャンスでもモノにできるように準備する。
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