モビリティリゾートもてぎで開催されているMotoGP第14戦日本GPで、アプリリアのアレイシ・エスパルガロは2日目のスプリントレースをマシントラブルによるリタイアで終えた。　マシントラブルは全12周のレースの8周目に発生し、エスパルガロはコース上で失速。ピットインしてリタイアせざるをえなかった。　エスパルガロは前戦インドGPでもマシントラブルに見舞われていた。前回はインドの非常に暑いコンディションのせいだと説明していたが、日本GPは残暑が厳しいとはいってもインドほどの暑さではないため、原因の説明には苦慮しているようだった。「何が起こっているのかわからないんだ。昔の問題が戻ってきたみたいだ」　スプリントレース後にエスパルガロはフラストレーションを隠さずに、メディアに対してそう語った。「本当になんて言えばいいか分からない」「ブッダでは予選でマシンの一部が破損し、レースではまた別の部分が壊れた。そして今日、またトラブルが起こってしまった」「レースでは僕にかなり競争力があることを示したと思う。今回はかなり速さがあって、5番手を争っていたんだ」「これ以上は無理だ。この状況では皆から熱意や意欲が失われてしまう。今だと、僕も家に帰るのを選ぶだろう」 …読み続ける