ペドロ・アコスタのMotoGP昇格が決定。代わってポル・エスパルガロがシート喪失の憂き目に……

 

 テック3・GASGAS・レーシングは、現在Moto2クラスでポイントリーダーに立っているペドロ・アコスタの来季MotoGP昇格を発表した。 Moto3時代から速さを発揮してきたアコスタの来季MotoGP昇格は確実視されてきたが、KTMはサテライトチームのテック3も含めて4名のライダーが来季の契約を結んでいる状況で、シート不足に陥っていた。そのためKTMは、エントリー台数の増加も含めて選択肢を模索していた。 だが結局、KTMはテック3からアコスタをデビューさせることを決定。ポル・エスパルガロは来季のシートを失うことになってしまった。 エスパルガロはヤマハのサテライトチームだったテック3から、2014年にMotoGPデビュー。その後、2017年から2020年まではKTMのファクトリーチームに所属していた。 2021年にはレプソル・ホンダに移籍したが、チームの低迷時期とも重なり2年でチームを離脱。今季2年契約で古巣のテック3に加入していた。 しかし開幕戦ポルトガルGPのフリー走行で大クラッシュ。複数の骨折を負い、シーズン前半戦の欠場を余儀なくされた。 8月のイギリスGPで復帰を果たし、オーストリアGPのスプリントで6位入賞を果たしたのが今季最高リザルトとなっている。 あと1年契約を残していたエスパルガロだが、結果的にはアピールするチャンスも多くないまま、チームを離れることになってしまった。 なおエスパルガロは来年、KTMの親会社であるピエラ・モビリティのモータースポーツ・プロジェクトで「重要かつ非常に貴重なポジションを占めることになる」と発表では記されている。 …読み続ける

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