【お便りコーナー】第121回:宮前葵先生
小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である宮前葵先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、宮前葵先生よりいただきました文面となります。
初めまして!宮前葵です。
小説家になろう様で色々作品を発表させて頂いております。
https://mypage.syosetu.com/2331732/
このたび小説家になろう様のご仲介で「私をそんな二つ名で呼ばないで下さい! じゃじゃ馬姫の天下取り」と「貧乏騎士に嫁入りしたはずが!? 野人令嬢は~一巻二巻」が書籍化されることになりまして、このたび発売になります!
「私をそんな二つ名で呼ばないで下さい!」
https://syosetu.com/syuppan/view/bookid/6133/
「貧乏騎士に嫁入りしたはずが!?」
https://syosetu.com/syuppan/view/bookid/6218/
https://syosetu.com/syuppan/view/bookid/6219/
デビューでほぼ同時に三冊刊行と夢のような事が起こっております。皆様! 小説家になろうには夢が一杯ですよ!
ということで皆様へ、歴だけは長い小説書きである私から、ちょっとアドバイスというか反省を書かせて下さいませ。
それはですね。皆さん「小説のアイデア考えたら」すぐ書こうね」という事です。
私は若かりし頃、小説のアイデアを考えると「もっと練ってから書こう」と思っていました。その方が面白くなると思って。でもですね。これ、その後書かないで終わる事の方が多かったんですよ。
考えている内に面白いと思えなくなったり、飽きてしまったりして。そうやって腐らせたアイデアが沢山有ります。そして書いても、別に最初に考えたのよりも面白くはなっていないんですね。寝かせ損でしか無かったわけです。
そして、流行は移り変わります。一年も寝かせたらトレンドは変わってしまうかも知れません。流行遅れのモノ書いたって受けないし、自分もつまらないですよ。
そうです。思いついたらすぐ書くべきです。アイデアが熱い内に形にしてしまいましょう。経験上、その方が書いていても面白いですし、出来も圧倒的に良いのです。それで、出来たらそれを推敲したり補完したり、あるいは書き直して完成度を上げて行けば良いわけです。
形にしないアイデアは古びます。腐ります。冷たくなって死んでしまいます。せっかくのアイデアがそれでは勿体無い。一気に作品にして勢いでアップロード。そうすれば何かが起こります。作品にならないアイデアは何も起こしません。
とまぁ、無責任な煽りに聞こえたかも知れませんが、私の心よりのご忠告です。いや、若い頃の自分に言っているんですよ。考えるより書いてしまえ!と(笑)。
ということで、読者の皆様、これからもよろしくお願い致します! ずっと書き続けていきたいので、書籍共々応援してくれたら嬉しいです。
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