F1分析|角田裕毅、活かし切れなかった新品持ちタイヤ……1回目のピットストップは中途半端だったのでは?

 

 F1カタールGPで、アルファタウリの角田裕毅は11番グリッドからスタートしながらも、15位フィニッシュ。またも入賞に届かなかった。 角田はレース後のコメントで「速さが足りなかった」と語っているが、それだけではなく戦略面に関しても、もう少し違った組み立て方ができたのではないかとも思えてくる。 前戦日本GPでは、フリー走行でタイヤを多く使ってしまったことで決勝の戦略の選択肢が絞られてしまい、入賞を逃すことになった角田。今回のカタールGPでは、フリー走行や予選でタイヤを節約し、さらにF1スプリントでも新品タイヤを使わず、決勝に新品タイヤを残した……明言はされていないものの、F1スプリントを捨ててまで、決勝に全てをかけた、そんな風にも見えた。 その甲斐もあって角田は、ハードタイヤの新品2セット、ミディアムタイヤの新品2セット、そしてソフトタイヤの新品1セット……合計5セットもの新品タイヤを残して決勝に挑むことになった。しかも11番グリッドとまずまずのポジションからスタートであり、入賞の期待が高まった。 スタートで8番手にポジションを上げた角田だったが、その後は徐々にポジションを落としてしまう格好となり、結局は15位でのフィニッシュ。入賞には大きく届かなかった。 このレース中のペースを見ると、いくつか他のチームとは異なる戦略をとっていることが分かる。そしてそれが、最終的にまたも戦略の選択肢を狭めてしまったように感じられる。■早めのピットストップで、戦略の幅を狭めた? …読み続ける

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