マルティン、まさかの転倒は路面の汚れた部分が原因か。「ミスは遅かれ早かれ起こること」と今後も勝利狙う姿勢見せる

 

 MotoGP第15戦インドネシアGPの決勝レースで、プラマックのホルヘ・マルティンは先頭をリードしながらも転倒リタイアに終わった。ランキング首位の座も失う結果となった転倒だが、その原因は路面の汚れた部分に乗ってしまったことだったという。 マルティンは6番グリッドからレースに臨むと、ロケットスタートを決めて一気に先頭に浮上。以降はマーベリック・ビニャーレス(アプリリア)やフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)を引き離し、トップを快走していた。 しかし13周目、マルティンはターン11で転倒してしまう。レースには復帰できず、決勝をノーポイントで終えることになった。そして彼のリタイア後、レースはバニャイヤが制することとなった。  そのため、タイトル争いでは再びバニャイヤが首位に返り咲いた。スプリントを制しポイントリーダーに浮上したマルティンは1日でその座を失い、18ポイントビハインドのランキング2番手になった。 マルティンはクラッシュについて、ターン10でラインがワイドになってしまい路面の汚れた部分に乗ってしまったことで、転倒してしまったのだと説明した。「(クラッシュまでは)完璧だったんだ」と、マルティンは言う。「最高のスタートを決めて、ギャップを広げようとしていたんだ」「ギャップが2.8秒と見えたときにはかなり驚いたし、『よし、落ち着くときだ』と思っていたよ」「ターン10で少しワイドになってしまったんだけど、少し路面が汚れているようだった。それでターン11に向かう時、前のラップと同じ様にフロントのグリップを失ってしまったんだ。でも、こういう不運も起こりうるものだ」 一方でマルティンはフィーリング自体は極めて良かったと語っている。「素晴らしいフィーリングだったんだ。ブレーキングでもそんなに攻めているわけではなかった」「約3秒のアドバンテージがあったから、すでに攻め立てるパートは終わっていた。フィニッシュに向けてラップを重ねていくだけだったんだ」「でも、こうなってしまった。先頭で数秒リードしていると、集中力を維持するのが簡単じゃないのは確かだ」「セーフモードで走っていたけど、自分のスピードには満足しているよ。それに僕は全部のコースで速かった」「ここまでの14戦でミスがなかったんだ。こういうことは1回くらい、遅かれ早かれ起こるものだし、それが今回だっただけだ。残りのレースで勝ちに行く自信は依然としてあるよ」 なおマルティンは決勝レースでフロントにソフトタイヤを選んだ、数少ないライダーのひとりだった。しかし、転倒とは関係ないと彼は語っている。 タイヤ選択について、今考えてもソフトを選ぶか? そう聞かれたマルティンは「ああ、間違いなくね」と答えた。「フィーリングが凄く良かったんだ。転倒はターン10でダーティな部分に進んでしまったからだよ」Additional …読み続ける

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