ヨハン・ザルコ、悲願の初勝利を果たす「僕は勝てないのかもしれないと自分に言い聞かせていた……」

 

 プラマックのヨハン・ザルコは、MotoGPオーストラリアGPの決勝レース最終周にチームメイトのホルヘ・マルティンを交わし、MotoGPでの初勝利を果たした。 Moto2クラスを2度制したザルコは2017年にMotoGPデビューを果たし、何度か初優勝に近づいたが、2位は11度獲得しながらも、いつもあと一歩届かず初勝利できていなかった。 オーストラリアGPでMotoGPキャリア120戦目を迎えたザルコは、ファイナルラップで首位に浮上し、トップチェッカー。待望の初勝利を手にした。 レース後、初優勝への望みを失ったことはないかと尋ねられ、ザルコは次のように答えた。「バイクに乗るだけで、信じられないほどのエネルギーが必要なんだ」「でもときどき、自分自身にこう言うんだ。『OK、僕はそれ(初優勝)ができないだろうということを受け入れる必要があるかもしれない』ってね」「だけど自分自身に『とにかく自分の仕事をまっとうすること、そして僅差だから今に集中すれば、もしかしたらタイミングよくモノにできるかもしれない』と言い聞かせるんだ。それがコンペティターとしてのメンタリティにつながる」 オーストラリアGPは天候悪化の懸念から、土曜日に決勝レースが実施された。事前にスプリントレースがなかったことで、結果としてタイヤ選択が分かれたが、これもザルコには有利に働いたと言える。「最終的にロングレースが今日になったことをとてもうれしく思っている」「昨日はアタックが上手くいったし、スピードがあった。他のライダーたちが表彰台に上がれるようなスピードを発揮するのを防ぐことができるかもしれないと思っていた。それがうまくいった」 …読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです