アルピーヌF1、FIA F2参戦中のクッシュ・マイニの育成プログラム加入を発表。インド出身の23歳
BWTアルピーヌF1チームは10月24日、2023年シーズンのFIA F2にカンポス・レーシングから参戦するクッシュ・マイニが、同チームの若手ドライバー育成プログラム『アルピーヌ・アカデミー』に加わったと明らかにした。
インド出身のマイニは現在23歳。2016年にFIA F4でシングルシーターデビューを果たすと、BRDCイギリスF3、フォーミュラ・ルノー・ユーロカップ等に参戦。2022年にMPモータースポーツからFIA F3に参戦し最高位3位、ランキング14位となると翌2023年はカンポス・レーシングよりFIA F2にステップアップ。24レースを終えた時点で入賞11回。スプリントレースでの3位表彰台も経験し、ランキング11位につけている。
マイニは、「アルピーヌ・アカデミーに参加できることにとても興奮している。BWTアルピーヌF1チームのようなチームで学び、成長し、いつかF1へのステップを踏み出せるようになるなんて夢のようだ。僕を信じ、このチャンスを与えてくれたアルピーヌに心から感謝している」とコメント。
また、アルピーヌ・アカデミーのディレクターであり、今はアルピーヌF1チーム暫定スポーティングディレクターを兼務するジュリアン・ラウスは「クッシュをアルピーヌ・アカデミーに迎えることができてうれしく思う。彼は強いポテンシャルを持った若い才能の持ち主であり、我々のドライバー育成プログラムにとって大きな財産になると信じている」とコメント。
「アルピーヌ・アカデミーは2024年に9年目を迎え、現在、FIA F2からカートまで4つのシリーズに8カ国9名のドライバーを擁している。アカデミーの人材プールの継続的な拡大は、エンストンの施設の拡張と並行して進められており、最新鋭のトレーニングおよびテスト施設であるAHPCの開発が進行中だ」
アルピーヌ・アカデミーに加入したマイニは、アカデミーのスタッフとBWTアルピーヌF1チームの双方から指導とサポートを受け、エンストンにあるF1チームの最新施設を利用することになる。なお、2023年FIA F2には、アルピーヌ・アカデミーから20歳のジャック・ドゥーハン(インビクタ・ビルトゥジ・レーシング)、22歳のビクトール・マルタンス(ARTグランプリ)がアルピーヌF1のカラーリングを纏って参戦中であり、マイニはFIA F2では3人目のアルピーヌ・アカデミードライバーとなる。
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