ポール獲得のバニャイヤ、セットアップ変更の『ギャンブル』大当たり!
ル・マンブガッティ・サーキットで行なわれているMotoGP第7戦フランスGP。その予選ではレコードタイム更新が連発されたが、最終的にはドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤがポールポジションを獲得した。
バニャイヤはこれで2戦連続のポールポジション。ル・マンでドゥカティがポールポジションを獲得するのは初めてのことでもあった。
今年のフランスGPでは初日からレコードタイム更新が続いていたが、バニャイヤはそれらのタイム全てを上回る1分30秒069を予選でマーク。この速さの鍵は、FP4後に施したサスペンションセットアップの”賭け”だったという。
「ひとまずの話として、今朝の段階では満足していたんだ。でもこのコースでは涼しい方が走るのがより簡単になる」
「午後のFP4ではポールポジションを争えるか、確信は持てなかった。というのもかなり苦戦していたからだ」
「最大の問題はマシンのブレーキングだった。減速パートが大きな問題になっていたんだ」
「フィーリングは素晴らしいわけじゃなかったから、予選ではクルーチーフとオーリンズの技術者と”賭け”をした」
「小さな変更だったけど、その後は今朝のようにフィーリングが良くなりだしたんだ」
「グリップは良くなっていたし、ブレーキングも改善することができた」
「フィーリングは素晴らしかった。ポールポジションを獲得できて嬉しいよ。それにこうして助けになるセットアップを見つけられたことも、より嬉しく思っている」
「レースに向けても、準備はできていると思う」
バニャイヤは決勝レースでは、前戦スペインGPと同様にファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)との戦いになることを予想している。それに加え、決勝日に天候が崩れる可能性も警戒している。
「ファビオが倒すべき相手なのは間違いない」と、バニャイヤは言う。
「でもさっき言った予選での変更もあって、今は近づいていると思う」
「ただ現時点で何か言うのは難しい。天気予報では明日は雨の予報も出ているからね。降らないといいんだけど……」
「ドライコンディションで行なわれて、スタートが上手くいくなら、最初からプッシュしてギャップをマネジメントしていくつもりだ」
「でもウエットになるようなら、筋書きは変わってくるだろう。スタートでは思うようにはプッシュできないし、状況をよりコントロールしなくてはならない。だから(ドライとは)全く違ってくる可能性がある」
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