レッドブル育成のユアン・ダルバラ、シルバーストンでマクラーレンF1のマシンをテストへ
レッドブルのジュニアドライバーであるユアン・ダルバラは、今週シルバーストンでマクラーレンとF1マシンの初走行を行う。
23歳でインド出身のダルバラは、フォースインディアによるインド人F1ドライバー発掘プロジェクト『one in a billion hunt』に入賞。2020年にはレッドブルの若手育成プログラムに加入した。現在はプレマ・レーシングから参戦しているFIA F2世界選手権でドライバーズランキング3位につけている。2020年からF2でレースをしているダルバラは、3回の優勝経験者だ。
ダルバラのマクラーレンでの2日間のテストは、FIAの『Testing of Previous Cars(TPC)』規定の一環として行われる。これによりチームは若手ドライバーに2021年のマシンをテストさせることができる。今年のF1のレギュレーション改定によって可能になったチャンスだ。
「この機会を与えられて心から感謝している」とダルバラは語った。
「F1のテストは本当に限られているし、このようなチャンスは簡単に得ることはできない。F1マシンに乗るのは初めての経験で、特別なものになると確信している」
「レッドブルジュニアチーム、僕の家族、そしてスポンサーからのサポートと、マクラーレンが与えてくれた機会によって、僕はF1で戦うという子供の頃からの夢を達成するために万全の準備ができるだろう」
マクラーレンはまた、やはりTPCプログラムの一環として、今年後半にインディカーのスターであるパト・オワードとコルトン・ハータに、MCL35Mを託す予定だ。
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