デイル・コイン、佐藤琢磨と新人マルーカスの来季残留は「99%確実」。3台目のエントリーも検討中

 

 2020年末にその年躍進を見せたアレックス・パロウをチップ・ガナッシ・レーシングに、翌2021年末に元F1ドライバーのロマン・グロージャンをアンドレッティ・オートスポートに奪われてきたデイル・コイン・レーシング。今季は昨年のインディライツでドライバーランキング2位となったデイビッド・マルーカスを走らせている。
 現時点でルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得に向け、マルーカスはクリスチャン・ルンガー(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)に4ポイント差につけているが、オーナーのデイル・コインは来季も彼をチームに残留させたいと考えている。
 そして彼は、チームと若いマルーカスに多くの知識とオーバルでのスピードをもたらしている、インディ500で2勝を誇る”ベテラン”佐藤琢磨の残留も熱望している。
「デイビッドとタクマには来季の契約があるから、ふたり共チームに残留することは99%間違いない」
 コインはmotorsport.comにそう語った。
「彼らの契約はそれぞれ異なる。というのもタクマは今年限りで引退しようと思えばできるし、インディカーに留まるのであれば、我々と一緒に走ることになる。デイビッドは通常の2年契約だ」
「ただ、タクマはこれまでと同様、インディカーに熱中している。彼はあと2〜3年は走ると思う。テキサスとデトロイトは明らかに異なるサーキットだが彼はとても速かったし、インディ(500)では全てのプラクティスセッションで最速だった。もちろん、デイビッドも素晴らしい仕事をしている」
「結果はまだ得られていない……優勝や表彰台がまだないのだ。でもシーズン終わりまでに表彰台に登れるだけのポテンシャルはふたりとも持っていると思う」
「タクマと比較したデイビッドの速さは、周りにいるベテランの声に耳を傾け、そこから学んでいるからこそだと思う。でもタクマが若くてハングリーなルーキーについていけていることも高く評価している。彼はあの年齢でも全力疾走で、我々のアイデアやデイビッドのセットアップに協力的だ。特にオーバルでは、デイビッドはとても助けられているのだ」

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