アルピーヌF1、移籍発表のアロンソに送別のメッセージ「あなたはいつまでもファミリーの一員」後任は後日発表へ
アストンマーティン・アラムコ・コグニザントF1チームが、フェルナンド・アロンソと2023年からの複数年にわたる契約を結んだことを公表したことを受け、アロンソが現在所属するアルピーヌが声明を発表した。
7月28日にアストンマーティンのセバスチャン・ベッテルがF1からの引退を発表。それからわずか数日後の8月1日、アストンマーティンはベッテルの後任として2度のF1チャンピオンで現在41歳のアロンソが来年加入することを明らかにした。
これを受けて、アルピーヌは同日、アロンソに対する次のようなメッセージをSNSを通して発表した。
「フェルナンドがF1での今後のキャリアで成功を収めることを願っている。彼はこれまでも、これからもずっと、ルノー/アルピーヌファミリーの一員だ。レースにおけるたくさんの瞬間を彼と共有できたことは光栄であり、誇りに思う」
「2022年の残りのレースをフェルナンドとともに戦うことを楽しみにしている。11月の最終ラップまでプッシュし続けるつもりだ」
「チームは2023年F1シーズンのドライバーラインアップを後日発表する」
アロンソは2005年と2006年にルノーでタイトルを獲得。その後、マクラーレン、ルノー、フェラーリ、マクラーレンとチームを動き、2018年末でF1活動を休止していたが、2021年にルノーの後身アルピーヌチームからF1に復帰した。昨年はカタールで3位表彰台を達成、今年はカナダGPでフロントロウを獲得するなど、自身の健在ぶりを示し、チームに大きく貢献している。
アルピーヌは、育成ドライバーで現在リザーブドライバーを務めるオスカー・ピアストリを2023年にF1デビューさせたいという意向を以前から示しており、ピアストリが来季エステバン・オコンのチームメイトになる可能性が高いと考えられている。
オーストラリア出身で21歳のオスカー・ピアストリは、2019年のフォーミュラ・ルノー・ユーロカップ、2020年のF3選手権に続き、2021年にはF2選手権でタイトルを獲得、3年連続でチャンピオンの座に就いた若手有望株だ。
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