マルケス、CBR600RRでバイク復帰! ミサノでMotoGPテスト参加は確実?
MotoGPに参戦中のマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)はスポーツバイク(CBR600RR)を使用したバイクトレーニングを実施。レース復帰に向けた動きを加速させている。
マルケスは2020年スペインGPで激しい転倒を喫すると、右腕上腕骨を骨折。その後3回の手術を経て2021年序盤に復帰したものの、右腕の状態が芳しく無く、2022年のシーズン途中に4度目となる手術を受けることを決断した。
5月末に手術を受けたマルケスは6週間後には理学療法をスタート。8月下旬の術後12週間の検査では、骨が完全に癒合したと判断され、今後はより強度の高いトレーニングや、バイクのライディングも許可されたことが明らかにされた。
その後マウンテンバイクでのトレーニング姿をSNSに投稿していたマルケスだが、新たにサーキットでCBR600RRをライディングしている姿も公開。回復が順調に進んでいることをアピールした。
こうしたマルケスの順調な回復は、2023年シーズンに向けたマシン開発を行なうためにも来週予定されているミサノテストへの参加を望むホンダの姿勢に叶うものと言えるだろう。
マルケスはSNSへの投稿で、次のようにコメントしている。
「今日は笑顔が止まらなかった。多くの努力の末、僕はまたバイクに戻ってきたんだ。後押ししてくれるみんなに感謝したい。このまま頑張っていこう」
ホンダは2022年シーズンにマシンを大幅に変更したが、それが奏効せず苦しい戦いが続いている。そのため来シーズンに向けた開発では、マルケスによるテストとフィードバックが不可欠だと考えている。
なおチームマネージャーのアルベルト・プーチはDAZNのインタビューに対して次のようにミサノテストの重要性を語っていた。
「ミサノテストは、シーズン終了後に行なわれるバレンシアテストでライダーが試すバイクを作るために、情報を収集する機会であるため、非常に重要なものだ」
なおマルケスは既に報道もされていたが、長年連れ添ってきたマネージャーのエミリオ・アルサモラとの関係解消を正式に発表。“円満離婚”であることを対外的にアピールしている。
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