2022年F1第15戦オランダGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

 

 2022年F1第15戦オランダGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ランス・ストロール(アストンマーティン)だ。

■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム)
決勝=10位

2022年F1第15戦オランダGP ランス・ストロール(アストンマーティン)
2022年F1第15戦オランダGP ランス・ストロール(アストンマーティン)

 全体的にパフォーマンスについてはポジティブな週末だったが、レース展開とそれが僕たちの戦略にどう影響したかを考えると、少し不運だったと思う。セーフティカーのタイミングによって、アルピーヌ勢と(ランド・)ノリス(マクラーレン)が有利になったんだ。あれがなければ僕たちは7位を争っていただろう。

 ペースは週末を通して速かった。自信を持って走行できたし、競争力が増したと思う。今後のレースに向けて励みになるね。マシンを速くするため、ファクトリーで皆が奮闘してくれている。シーズン末に向けて、ここから強力な結果を出し続けられることを期待している。

■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=9位

2022年F1第15戦オランダGP エステバン・オコン(アルピーヌ)
2022年F1第15戦オランダGP エステバン・オコン(アルピーヌ)

 今日はポイントを獲得できてよかった。土曜日の期待はずれの予選からうまく立ち直ることができた。今回もマクラーレンよりたくさんポイントを加算できたし、それはコンストラクターズ選手権での戦いにとってポジティブなことだよ。

 すごいスタートを切って、レースの序盤でいくつか順位を上げ、ポイント圏内に入ることができた。

 いつだってもっとできることがあるものだ。だからさらに良い結果を出すべく、次戦に向けて改善できる点について評価するつもりだよ。すぐに次のレースだ。すでにモンツァを楽しみにしている。好きなコースだし、僕たちのマシンと比較的相性がいいと思うからね。プッシュしていくよ!

■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=8位

2022年F1第15戦オランダGP カルロス・サインツ(フェラーリ)
2022年F1第15戦オランダGP カルロス・サインツ(フェラーリ)

 本当にタフなレースで、物事が思うようにいかなかった。選んだセットアップは期待どおりに機能せず、スタート直後には(ルイス・)ハミルトンとの接触でダメージを負い、全体的にペースが足りなかった。

 最初のピットストップが直前の判断でなされたことで、レースタイムを大量に失った。その後、アンセーフ・リリースでペナルティも受けた。でもあの状況では他にどうしようもなかった。マクラーレンのメカニックが目の前にいたから、彼に当たるのを避けようとしたんだ。

 厳しいレースだったけれど、次戦に気持ちを切り替えよう。次はホームグランプリのモンツァだ。

■ランド・ノリス(マクラーレンF1チーム)
決勝=7位

2022年F1第15戦オランダGP ランド・ノリス(マクラーレン)
2022年F1第15戦オランダGP ランド・ノリス(マクラーレン)

 厳しいレースではあったけれど、良いレースでもあったと思う。全力を尽くしたし、ペースはまずまずだった。

 ただ、アルピーヌ勢2台との戦いは骨が折れた。彼らの方が戦略でやれることが多いし、それによって僕を抑えつけることができるんだ。タフだったが、自分たちの戦いぶりに満足している。今日可能なベストな結果は6位だったと思う。それよりひとつだけポジションが下だったね。

 アルピーヌとのポイント差が開いてしまった。今のところ彼らの方がマシンからパフォーマンスをうまく引き出している。それでもそれ以外のすべてのことに満足している。これからもプッシュし続けて、次は彼らを上回ることを目指す。

■フェルナンド・アロンソ(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=6位

2022年F1第15戦オランダGP フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
2022年F1第15戦オランダGP フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)

 スタートで順位をいくつか落としたけれど、すぐに挽回し、その後、かなり早い段階でピットストップして、ハードタイヤに交換した。マシンのペースは良く、さらにポジションを上げていった。

 ソフトタイヤを履いて、すべてがうまくいきそうに思えた時だけは、少しだけリラックスできるかもと思ったけれど、その後、セーフティカーが導入されて、すべてが変わってしまった。新しいタイヤを履いている後ろのドライバーたちを抑えきるために、最終ラップまで激しく戦わなければならなかった。チェッカーフラッグを受けるまで、まるで予選セッションのようだったよ。

 チームにとってまた良い結果になったし、僕も10戦続けて入賞圏内でフィニッシュできた。来週末のイタリアでもこの調子を維持しよう!

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